「自分でやった方が早い」は卒業。年収1,000万の壁を突破する「賢いアウトソーシング」入門

「マニュアルを作るのが面倒くさい」 「説明している間に、自分でやった方が早い」 「外注費を払うくらいなら、夜なべして自分でやればタダだ」

30代〜50代の個人事業主や小規模事業者の皆様。一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか? 責任感が強く、実務能力が高い経営者ほど、この「自分でやった方が早い病」に陥りがちです。

しかし、断言します。 もしあなたが「今の年収や事業規模に満足していない」のであれば、その原因は**「なんでも自分でやってしまっていること」**にあります。

今回は、ビジネスのステージを一段上げるために避けては通れない「アウトソーシング(外注化)」について、単なる手抜きではなく、**「利益を最大化する経営戦略」**として解説します。


なぜ、あなたはいつまでも忙しいのか?「貧乏暇なし」のメカニズム

「売上は上がったけれど、自分の時間は減る一方だ」 このジレンマを感じているなら、あなたは今、限界に達しています。

人間一人が持っている時間は、1日24時間しかありません。どんなに能力が高いスーパーマンでも、自分の労働力だけで稼げる金額には物理的な天井(限界)があります。これがいわゆる「年収の壁」です。

小規模事業者がこの壁を突破できない最大の理由は、「コスト削減」という名目で、自分の時間を安売りしているからです。 「外注費3万円」をケチるために、あなたが3日間かけてWebサイトを修正しているとしたら、それは本当に「節約」でしょうか? その3日間で営業に行っていれば、30万円の案件が取れていたかもしれません。

経営者がやるべきは、目先の現金を減らさないことではなく、**「自分の時間を、最も高いリターンを生む仕事に集中させること」**なのです。

まず計算しよう。あなたの「社長時給」はいくらですか?

アウトソーシングを「コスト(出費)」と捉えるか、「投資」と捉えるか。ここでマインドセットを変えるために、少し計算をしてみましょう。

あなたの**「目標年収」**はいくらですか? 仮に「年収1,000万円」を目指し、年間2,000時間(1日8時間×250日)働くとします。

目標年収 1,000万円 ÷ 2,000時間 = 社長時給 5,000円

あなたの時間は、最低でも1時間あたり5,000円の価値を生み出していなければなりません。

もしあなたが、時給1,000円〜1,500円で依頼できる「データ入力」「領収書整理」「宛名書き」を自分で行っているとしたらどうでしょうか? あなたは1時間作業するごとに、差額の3,500円〜4,000円をドブに捨てているのと同じです。

厳しい言い方になりますが、社長時給以下の仕事を自分ですることは、会社に対して損害を与えている行為だと認識しましょう。

何を任せるべきか?「コア業務」と「ノンコア業務」の仕分け

「じゃあ、何を他人に任せればいいの?」 そう迷った時は、業務を以下の2つに分類してください。

  1. コア業務(自分でやるべき仕事): 売上に直結する仕事、意思決定、あなたにしかできない専門的な仕事。
    • 例:商談、新商品開発、戦略立案、重要なパートナーとの会食
  2. ノンコア業務(任せるべき仕事): 定型業務、マニュアルがあれば誰でもできる仕事、または高度すぎて専門家の方が早い仕事。
    • 例:経理入力、SNSの投稿代行、Webサイト制作、リサーチ、日程調整、資料の清書

特に狙い目は**「自分にとっては苦手・苦痛だが、世の中にはそれが得意な人がいる仕事」**です。 例えば、あなたがデザインが苦手でチラシ作りに5時間かかるところを、プロのデザイナーなら1時間で、しかも高品質に仕上げてくれます。ここに外注費を払うことは、正当な「時間を買う」行為です。

小規模事業者におすすめの「外注先」3つのパターン

人を雇う(雇用する)のはハードルが高いですが、今は必要な時だけプロの力を借りられるサービスが充実しています。

1. クラウドソーシング(単発タスク向け) 「ランサーズ」や「クラウドワークス」など。 ロゴ作成、ブログ記事の執筆、音声の文字起こしなど、単発の作業を依頼するのに便利です。「この仕事だけお願いしたい」という時に最適です。

2. オンラインアシスタント(継続的な事務向け) 「CASTER BIZ」や「フジ子さん」など。 月額数万円〜で、秘書、経理、人事などのバックオフィス業務をチームでサポートしてくれます。「人を雇うほどではないが、毎日の雑務を減らしたい」という方に最もおすすめです。

3. 専門家パートナー(高度な課題向け) 税理士、社労士、Webマーケターなど。 ここはケチらずに実績のあるプロと契約しましょう。彼らの知見は、あなたのビジネスの成長速度を何倍にも加速させます。

失敗しないアウトソーシングのコツは「丸投げ」ではなく「仕組み化」

初めて外注する際によくある失敗が、「これ、いい感じにお願い」と丸投げしてしまうことです。これでは、期待外れの成果物が上がってきて、「やっぱり自分でやった方がマシだ」と逆戻りしてしまいます。

外注を成功させるカギは、以前のブログでご紹介した**「マニュアル化・標準化」**です。

  • 作業の手順を動画で撮って渡す。
  • 完成イメージ(ゴール)を具体的に示す。
  • 最初は小さなタスクからテスト発注して、相性を見る。

このように「他人が作業できる環境」を整えること自体が、あなたの経営者としてのスキルアップにつながります。


孤独な戦いから、チーム戦へ

ビジネスを大きくするプロセスとは、「自分以外でも回る仕組み」を増やしていくプロセスそのものです。

「お金がないから頼めない」のではありません。「頼まないから、忙しいだけでお金が増えない」のです。

まずは月1万円分でも構いません。苦手な作業を誰かに任せてみてください。 そして、空いた時間でゆっくりコーヒーを飲みながら、「次の事業展開」について想いを巡らせてください。その豊かな時間こそが、次の収益を生み出します。

「どの業務を切り出せるか分からない」「外注先への指示出しが不安」 YLS合同会社では、あなたの業務の棚卸しから、最適な外注先の選定、マニュアル作成のサポートまでを一貫して支援しています。 あなた一人で戦うステージから、チームで勝つステージへ。私たちと一緒に踏み出してみませんか?

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