先日、新入社員がマニュアルを整備することは新入社員の成長につながることを記載しました。
これは、新入社員が人に教える行為があるためだと考えています。
人に教えることは一番物事を学べるきっかけとなります。
なぜでしょうか？
【人に教えるが自分の成長につながる原因】
・教える前提で新しいことに取り組むため
・人に質問されることを想定して、自分の現在の疑問点を解消していくため
・どのようにしたら、目の前の人に伝わりやすいか？ということを前提に自分の考えを整理するため
などの理由が挙げられます。
発表をする前提の人は、
・学んでいることで自分がわからないことはなんだろうか？自分がわからないことは他の人もわからないことになりうるので理解しておきたい
・この言葉を使って目の前の人に伝わるのだろうか？
・この資料がわかりやすいだろうか？
など、「自分目線」から「相手目線」になる傾向にあります。
また、実際にアウトプットをすることで、自身の理解度を再認識することも可能です。
理解しているつもり発表しても、自分が把握していなかったことの質問を受けるケースもあります。
だからこそ、新しいことを学ぶ際、事前に用意されている資料だけを読み込むのではなく、学ぶ立場の人が自分が教える前提で資料を作成する。そして、その資料を用いて発表することは大きな影響をもたらします。