シングルサインオンの導入率について今回は解説させていただこうと思います。
先日の記事でも解説したシングルサインオン。
シングルサインオンを活用することで、一つのログインIDとパスワードでさまざまなシステムの利用が可能となります。
一つのログインIDやパスワードを運用することで、利用者によるパスワード忘れや、ポストイットにログインIDやパスワードを記載して貼り付けておくなどのことも少なくなります。
また、管理者による運用の負荷軽減にもつながります。
そんなシングルサインオンですが、実際の導入率はどれぐらいなのでしょうか?
【導入率】
https://digitalpr.jp/r/1222
既に導入済みである:23.0%
新規で導入中:7.5%
必要性を感じるが導入は検討しない:43.9%、
必要性を感じない:25.6%
このように導入済みの企業は全体の23%となり、検討中の企業を含めても30%程度にとどまります。
また、企業規模別のシングルサインオンの導入率は次のとおりです。
【企業規模別のシングルサインオン導入率】
https://digitalpr.jp/r/1222
100名以下の中小企業:6.0%
101~1,000名以下の中堅企業:17.3%
1,001名以上:44.1%
数値を見てもらうとわかりやすいのですが、大企業になればなるほどシングルサインオンの採用が高くなっている傾向にあります。
情報漏洩が起こってしまうと、大きな影響を企業に与えます。
だからこそ、事前に企業を守るためのセキュリティ対策として採用するケースが多いように感じられます。