昨今、マルウェアなどの脅威によりセキュリティ対策が以前よりも必要性を増しています。
セキュリティ対策として様々な対策方法がありますが、その中の一つに社員へのセキュリティ研修も挙げられます。
みなさんが会社への入社時する際、各種研修を受けることが多いのではないかと思うのですが、その中に必ずと言って良いほど、セキュリティ研修もあるのではないでしょうか?
実際にどれだけの割合でセキュリティ研修が実施されているのでしょうか?
下記に人材育成に関するアンケート調査結果を添付させていただきます。
人材育成に関するアンケート調査結果
https://www.keidanren.or.jp/policy/2020/008.pdf
このように43.6%の割合で研修プログラムとしてセキュリティ研修が提供、検討されている状況です。
なぜ、これだけ重要視されているのでしょうか?
理由は社員による情報漏洩の件数が非常に多いことが挙げられます。
2018年情報セキュリティインシデントに関する調査結果
https://www.jnsa.org/result/incident/data/2018incident_survey_sokuhou.pdf
上記の図の通り、以下のことが原因で情報漏洩した割合が全体の70%をしめます。
・紛失・置忘れ
・誤操作
・不正アクセス
だからこそ、セキュリティ研修を行い、「ちょっとしたことだから大丈夫か!」という意識から「ちょっとしたことから情報漏洩をする恐れがある」と社員が意識改革をすることがセキュリティ対策として大きな成果をもたらします。
徹底的にセキュリティ対策をするとなると、どれだけ予算があってもキリがありません。
だからこそ、より効果的な方法を採用して効果的なセキュリティ対策をしていくためにも社員へのセキュリティ研修が重要になってきます。