みなさんは中小企業のIT導入についてどんなイメージをお持ちですか?
生産性や業務の効率化を測るためにはIT導入していく必要があると考えていますか?それともIT導入が抱えている問題を解決するすべての方法ではないと考えますか?
確かに、抱えている問題の解決方法の全てがIT導入という方法ではないということは確かです。
実際、IT導入を行う前に行うべきことが多くあることが事実です。
しかし、その考え方が会社の成長の妨げになっていることはないでしょうか?
中小企業がデジタル化を検討する際、次の点が課題になることが調査の結果判明しています。
【中小企業デジタル化における課題】
・費用対効果の問題
・リテラシーの問題
費用対効果の問題
IT導入するといっても、どのような構成をとることがベストなのかがわからないということが多いです。普段相談しているシステム会社がいるなら良いですが、相談先がいないとなると、IT導入によりどれだけお金がかかるのか?導入して本当に意味があるのか?と悩んでしまうことが多いです。
リテラシーの問題
IT導入をするとなると、従業員がついてこれるか?という課題にも向き合う必要があります。ITリテラシーという言葉を耳にしますが、従業員が導入したITサービスを使いこなせなければ意味がありません。
また、今まであまりITサービスの導入などをしてこなかった場合、余計にうちの会社の従業員には使いこなせないのではないか?と考えてしまうことがあります。
これらの課題もきっかけとなり、IT活用にはハードルが高くなってしまうということが現実として起こってしまい、IT活用しない一番多い理由として「IT化を選択しない(全体の61%)」という結果になっています。
ただ、本当に必要なことは何なのでしょうか?
現時点で起こっている問題を、その瞬間だけ解決することでしょうか?
それとも、将来的なこと(3年後、5年後)を考えて根本的な解決をすることでしょうか?
会社の売上をより上げていく、業務の効率化をしっかり対策していくためには長期的な視点で物事を考える必要があるのではないかと考えています。