業務改善と聞くとどんな印象を持ちますか？
業務改善よりも企業の売り上げを上げることが重要だから気にする必要はない。
うちの会社は中小企業だから、業務改善なんて必要ない。
業務改善をしても意味がない。
なんて思っている方もいるのではないでしょうか？
それでは、業務改善が必要なのか？という回答としては、「業務改善は非常に重要なポイントであり、必要なこと」と私は考えています。
業務改善を行うことで、現在の業務で発生しているトラブル・ミス・二度手間・労働環境の改善を行うことが可能だからです。
そのため、業務改善を行うことは会社の生産性を上げることにつながり、結果として売上を上げるきっかけとして作用します。また、業務改善を行うと、社員としても働きやすい環境を得ることが可能になるので、社員満足度の向上にもつながってきます。
では、業務改善を行うために「QCD」という観点が重要になってきます。
QCDのそれぞれの言葉の意味は以下の内容を指します。
Q：Quality（品質）
C：Cost（コスト）
D：Delivery（納期）
品質の高い商品をできるだけ低コストで納期内に収めることが利益の向上につながること意味しています。
現在の仕事で上記の観点がどれぐらいなのか？
会社として目指す目標数値はどれぐらいなのか？そして、現在の数値と目指す数値にどれだけのギャップがあるのか？というそれぞれの点を明確にすることで、業務改善に必要な内容が自ずと判明してきます。
業務改善を行うためには具体的な数値を用いて考えることが重要です。
ぜひ、参考にしてもらえたらと思います。