残業している人は残業していない人よりも仕事量が多いということに対してどのように考えますか?
私自身、過去よく残業をしていたのですが、その時にはたくさん仕事をしている感覚がありました。
ですが、今になってみると、本当に必要な残業だったのか?と考える時があります。
なぜそのように考えるかというと、残業が当たり前になっていた時期は、残業をすることが前提で1日の計画をしていたからです。
例えば、今日20時まで働こう(残業をしよう)と考えていると、17時頃になっても仕事を急いで終わらせないといけない!と感じることがなく、まだ時間は3時間あるから大丈夫だろうと、高を括っていたことを今でも覚えております。
逆に残業をしないで定時までに仕事を終わらせて帰宅しようと決めた時もありました。
その時には、今までの仕事量は変わらず、定時までに仕事を終わらせるにはどうすればいいか?ということから考え、その日に実施するべきことを計画して仕事に取り掛かるということを行った結果、定時に帰れたという思い出があります。
【仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する】
という言葉はご存知でしょうか?
これはパーキンソンの法則の内容です。
上記内容の通り、
人はその日の仕事を何時までに終わらせるか?
その仕事をいつまでに終わらせるか?
によって、仕事にかける時間が期限まで膨張するというものです。
そのため、ある仕事を8時間かけて終わらせてくださいと指示された人は8時間を使って仕事を終わらせようとしますし、同じ仕事を3時間で終わらせてくださいと指示すると、指示された人は3時間で終わらせるように仕事をします。
私は残業はなるべく無い方が良いと考えています。
なぜかというと、定時以降も働く時間として考えていると、仕事に振り回される人生になる可能性が高いと考えているためです。
残業についての良し悪しは人によって異なりますが、是非その人の人生にとってプラスになる時間の使い方になればと感じます。