みなさん、おはようございます。
本日は情報漏洩後の企業の売り上げ変化について解説していきたいと思います。
情報漏洩をしてしまうと、既存顧客への対応や情報漏洩を防止するための対策など様々なことに対して費用が発生します。
また、情報漏洩をしてしまうことで、その後の企業売上に影響があると、更なる負担を強いられることになります。(情報漏洩後、稀に企業売上があがることもあるかもしれませんが、ほとんどの場合が売上が減少する傾向にあります)
それではどれだけの売上減少があるのでしょうか?
一般社団法人日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会(JCIC)が、日本国内で情報流出等の適時開示を行った調査によると株価は平均10%下落し、純利益は21%減少するという結果を出しています。
このように情報漏洩が発生した際、その瞬間の対応に関する費用だけでなく、その後の企業売上にも大きく影響してきます。
そのため、情報漏洩対策はITに関する問題という観点で考えるのではなく、企業を経営するレベルで考える必要のある問題です。
情報漏洩が起こってから対策では時すでに遅しです。
万が一の場合に備えて情報漏洩対策を行なっていくことが、継続した企業運営及び企業成長につながる重要な要因になってきます。