先日、なぜを追求していますか?という記事を掲載しました。
なぜを分析することで、今発生している業務にとっての最適化・問題を解消する方法が明確になるためです。
しかし、多くの企業では通常の業務に対して見直しを行い、業務の最適化をさせていくことがなかなかできておりません。
この理由としては、通常の業務が軽視される傾向にあるためだと考えています。
本来であれば、通常の業務ほど、見直しと最適化が必要となります。
なぜか?
なぜなら、通常の業務は毎月決まった日程で決まった回数実施しているためです。
では、なぜを分析するにあたってのポイントを記載させて頂きます。
なぜを分析するにあたってのポイント
①分析する課題を抽出して明確化する
分析する課題を抽出して明確化する事が重要です。
分析課題を明確にしなくては、分析内容と得たい分析結果の方向性が異なってしまう恐れがあるためです。
②事象を絞りこんで的確な表現をする
今まで発生した事象から具体的に表現する事が重要です。
「発生した事象を具体的に表現する」ことでどんな課題があるのかを明確化していかないと分析の結果が曖昧なものになってしまう恐れがあります。
③事象をありのままストレートに表現する
「事象をありのまま表現する」事が重要です。
なぜに対する回答が曖昧なものだと事実を捉えづらくなります。
そのため、「本来であればどうするべきことを欠いたのか?何が見落とされたのか?」を明確にしていく事が重要です。
④繋がりや順序を踏まえながら進める
すごく大切なこととして、今起こっている事象に対する具体的な解決方法を明確にすることにあります。決して、なぜに対する回答を見出す事が重要なわけではありません。
そのため、ちゃんと繋がりと順序が繋がるかをチェックする事が重要です。
⑤主語を明確に表現
主語を明確にする事が重要です。
起こった事象を表現する際、「誰が」ということが抜け落ちてしまうことがあります。
そのため、分析する際には主語を明確にしていくことで曖昧な事象をより具体的にする事が可能です。
このような流れでなぜの分析を行う事が重要です。