みなさん、おはようございます。
本日は、DXはIT化ではないということについて解説いたします。
というのも、DXを推進するということをIT化していくと思う人も多いのではないかと感じたためです。
理由として、DX化においてもIT化においてもITのサービスを活用するという点において共通しているためです。
それではどのような点が異なるか?というと、目的になるのか?それとも手段になるのか?という観点位なるのではないかと考えています。
例えば、
IT化は、
「今までお客様と関わった内容を個人のPC内に保存していたところから、顧客管理システムを導入して、みんなが同じ顧客管理システム内へ営業情報を入力できるようになった。」
などのサービスを導入する事が目的になります。
それに対してDX化は、
「顧客管理システムを導入することで、お客様との関わり方が明確化し、売上の予測を行う事ができるようになった。今まで内勤の社員がそれぞれの営業にどれだけの売り上げ予測があるかを確認して、資料化していた事がなくなり、内勤社員の残業時間が50時間ほど削減された。」
というように、企業に対してどのような生産性向上、コスト削減を実現するか?その上で必要なITサービスを導入するいう観点になります。
同じようなことをいっていても、IT化とDX化は内容が異なります。
しっかりと企業に意味のある変革を行っていくことが企業の成長には不可欠になっていきます。