2026.07.28お知らせ

経営時間を増やす方法|中小企業の社長が見直すべき仕事

ホームブログ / お知らせ

経営時間を増やす方法|中小企業の社長が見直すべき仕事

会社を成長させたい。

けれど、日々の確認や現場対応で時間がなくなる。

この悩みは、従業員30名以下の会社でよく起きます。

社長がすべてを見ているから仕事が回っている。社員に任せたいが、任せると手戻りが増える。判断が毎回社長に戻ってくる。

この状態が続くと、目の前の仕事は進んでいても、会社の成長に使う時間が残りにくくなります。

この記事では、中小企業の社長が経営時間を増やすために、最初に見直したい仕事を整理します。

経営時間が足りない原因は、予定の詰め込みだけではありません

経営時間が足りないとき、まず考えるのはスケジュールの問題です。

予定が多い。打ち合わせが多い。現場対応が多い。

もちろん、それも原因の一つです。

ただし、経営時間が残らない本当の原因は、予定表だけを見ても分からないことがあります。

たとえば、次のような仕事です。

  • 社員からの細かい確認
  • 見積や提案内容の確認
  • お客様への返答判断
  • 現場で止まった仕事の相談
  • トラブル対応
  • 資料の作り直し
  • ITツールや社内情報の確認

これらが毎日少しずつ入ると、まとまった経営時間は残りにくくなります。

経営時間を増やすには、単に予定を減らすだけではなく、社長に戻ってくる仕事の流れを見直す必要があります。

公開後にURL設定:経営者に時間がない原因とは|会社を成長させるために見直すべき仕事

社長に戻る確認を減らすことが、最初の一歩です

経営時間を増やすために最初に見たいのは、社長に戻ってくる確認です。

確認は必要です。

すべての確認をなくす必要はありません。

ただ、本来は現場で判断できることまで社長に戻っている場合、会社全体の動きが遅くなります。

たとえば、次のような確認です。

  • この金額で出してよいか
  • このお客様にどう返答するか
  • この資料でよいか
  • ここまで進めてよいか
  • この場合は誰に相談するか

こうした確認が多い場合、現場が悪いわけではありません。

判断基準が足りないことがあります。

どこまで現場で決めてよいのか。どの条件なら社長に相談するのか。何を見て判断すればよいのか。

ここを整えると、社長に戻る確認を減らしやすくなります。

公開後にURL設定:判断が社長に集中する会社の原因とは|現場が動ける仕組みの整え方

社員に任せられる仕事を増やす

経営時間を増やすには、社員に任せられる仕事を増やす必要があります。

ただし、任せるとは、単に仕事を渡すことではありません。

任せられる状態をつくることです。

社員に仕事を任せたいけれど、任せると手戻りが増える。

この状態では、社長は結局、自分で抱え込むようになります。

その結果、確認も判断も社長に集まり、経営時間が削られていきます。

任せるためには、次のような材料が必要です。

  • 作業の流れ
  • 判断基準
  • 確認項目
  • お客様への説明資料
  • 相談するタイミング
  • 完了の基準

これらがあると、社員は動きやすくなります。

社長も、毎回ゼロから説明する必要が減ります。

公開後にURL設定:現場に仕事を任せられない理由とは|経営者が抱え込まない仕組みの作り方

手戻りを減らすと、社長の時間も増える

経営時間を増やすうえで、手戻りの削減も大切です。

手戻りとは、一度進めた仕事をやり直すことです。

資料を作り直す。お客様への説明をし直す。入力内容を確認し直す。社内共有の不足で対応が遅れる。

こうした手戻りが多いと、現場だけでなく社長の時間も使われます。

なぜなら、手戻りが起きるたびに確認や判断が戻ってくるからです。

手戻りを減らすには、作業後に注意するのではなく、作業前の準備を整えることが必要です。

何を確認してから始めるのか。

どの資料を使うのか。

どの状態になったら相談するのか。

完成の基準は何か。

ここが見えると、やり直しを減らしやすくなります。

公開後にURL設定:残業が減らない原因と対策|中小企業が見直すべき仕事の流れ

経営時間を増やすために見直したい3つの仕事

経営時間を増やすために、いきなり会社全体を変える必要はありません。

まずは、社長の時間を大きく使っている仕事から見直します。

1. 毎日戻ってくる確認

最初に見直したいのは、毎日戻ってくる確認です。

同じような確認が何度も発生している場合、その確認は仕組みに変えられる可能性があります。

たとえば、判断基準を作る、確認項目を決める、相談する条件を明確にする、といった形です。

確認をなくすのではなく、必要な確認に絞ることが目的です。

2. 社長しか分からない仕事

次に見るのは、社長しか分からない仕事です。

お客様への対応、見積判断、提案の流れ、社内調整など、社長の経験に頼っている仕事は多くあります。

経験があること自体は強みです。

ただ、その判断が社長の頭の中だけにあると、社員は同じように動けません。

社長の判断を、少しずつ言葉や資料にしていくことが必要です。

3. 成長に直結しないのに時間を使っている仕事

最後に、成長に直結しないのに時間を使っている仕事を見ます。

社内確認、資料探し、重複入力、同じ説明の繰り返し、手戻り対応などです。

これらは必要な場面もありますが、仕組みで減らせる部分もあります。

経営者が使うべき時間は、会社の成長につながる判断や挑戦に向ける必要があります。

そのために、日々の仕事の中で減らせるもの、任せられるもの、仕組みにできるものを整理します。

ITを使う前に、何に時間を使っているかを見る

経営時間を増やすために、ITツールを導入する会社もあります。

ITは、情報共有や進捗管理、入力作業の整理に役立ちます。

ただし、何に時間を使っているかが見えていないままツールを入れても、期待したほど変わらないことがあります。

誰が何をしているのか。

どこで確認が発生しているのか。

どの情報が使われていないのか。

どの判断が社長に戻っているのか。

ここを確認してから、必要なITを考えます。

YLSでは、ツールありきではなく、まず仕事の流れを整理し、必要に応じてITを活用します。

公開後にURL設定:業務フロー見える化ツールの選び方|導入前に整理すべき仕事の流れ

YLSでは、会社の成長に使う時間をつくるために業務を整えます

YLSでは、業務改善を作業削減だけの話として見ていません。

大切なのは、経営者や重要な役割を持つ人の時間を空け、会社の成長に向けた仕事へ時間を使える状態をつくることです。

そのために、経営者が感じている課題と、現場で実際に起きていることをすり合わせます。

確認が多い仕事。

判断が戻る仕事。

手戻りが多い仕事。

社員に任せられていない仕事。

こうした仕事の流れを整理し、必要な仕組み、資料、判断基準、IT活用を整えます。

弊社では、改善案を出して終わりではなく、現場で使われる形に落とし込むことを重視しています。

支援実績として、100社以上の支援、50%の業務改善、月間180時間削減につながった事例があります。ただし、会社ごとに状況は異なるため、同じ成果を保証するものではありません。

経営時間を増やすには、まず社長に戻る仕事を見える化する

経営時間を増やすためには、まず社長に戻ってくる仕事を見える化します。

何に時間を使っているのか。

どの確認が多いのか。

どの判断が戻っているのか。

どの仕事を任せたいのか。

どの手戻りを減らしたいのか。

ここが見えると、次に整えるべき優先順位が分かります。

YLSでは、従業員30名以下でいつも仕事に追われている経営者に向けて、経営と現場をつなぐ業務改革を支援しています。

経営時間を増やしたい、確認作業を減らしたい、会社の成長に使う時間をつくりたい場合は、まずは個別相談フォームからご相談ください。

関連記事

← ブログ一覧へ